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2015.12.16 ( Wed )

看護師給料は東大卒を上回る!命にさわれる勇気があるからだ


他の職業と比較して看護師の給料は高い、それは苛烈な仕事内容だからだ。

看護師という仕事を損得で考えることには、あまり馴染みのない人が多いかもしれません。

看護師の仕事を考えていく上で、「看護師1=白衣の天使」というプラスのイメージや、「看護師の仕事は過酷で大変」というマイナスのイメージなど、「なんとなくそういう感じ」という抽象的なイメージが先行しています。

現役の看護師からすれば、「生命にかかわる仕事に対して損得を持ち出すなんて不謹慎。私たちは損得で仕事をしているんじゃない」という意見があるかもしれません。

看護という職業そのものが社会貢献であり、非常に価値のある尊い職業であることに間違いありません。ただ、こうした意見はあまりにも抽象的で、看護師を目指す人や、新人看護師に具体的なイメージを持ってもらいにくいと感じる場面がありました。

「看護は重要な意味のある仕事だから頑張りなさい」と言うだけでは、具体的に自分の生活や将来にどのように影響していくのか分かりづらく、かえって感情に響かない側面をご紹介します。

看護師は得する職業なのか

看護系大学での講義や新人看護師向け研修で、この「得か損か」という項目を出すと、昌初は「えっ?」と驚かれます。しかし講義後のアンケー卜結果で最も多い回答は「得か損かという内容が最も印象的だった」「こんな風に考えたことがなかったので新鮮だった」「損か得かで考えると、看護の仕事が非常にわかりやすかった」という内容です。

損得で考えるには、他者や異業種との比較が必要となるため、看護だけをとらえて論じても意味がありません。

「看護は尊い」という抽象的な概念を押し付けるのではなく、職業全体の中での「看護の仕事」という視点を持ち、看護に対して、具体的な事例をあげながら理論的に説明をしていきたいと思います。

看護師資格にはパワーがある

看護師は養成機関を卒業してからすぐに病院へ就職するのが王道で、就職はできて当然と考えられています。

昨今は、不況からくる大々的な就職難ということもあり、有名大学を卒業しても就職先がないという一般の学生が多く存在します。彼らは、就職するためには何十通もの履歴書を書き上げ、何十社もの企業に郵送し、その中からようやく面接まで辿り着ければ幸運!といわれています。

では、看護学生がこれほど就職活動に力を入れる必要があるでしようか?

答えはみなさんがご存知のとおり、看護学生の就職先を見つける労力は、一般学生の数十分の一、もしくは数百分の一で済んでいます。需要が供給をはるかに上回っている、すなわち看護師を採用するという病院や施設の数が、新卒看護師の数よりも圧倒的に多いために、看護学生は希望する病院に連絡を取れば、ほとんど百%の確率で就職試験や面接を拒否されるということはありません。

看護師不足

また、看護師資格を取得してしまえば、全国どこへでも就職することが可能です。たとえば、茨城県の看護学校を卒業して、東京都に就職する、福岡県の看護大学を卒業して、大阪府に就職するのは、特別なことではありません。

多くの病院には寮や借り上げマンションなどがあるため、自ら引っ越し先を探し、新居の契約に時間を費やす必要がありませんし、引っ越しサポートをしてくれる病院もあるため、他の職業に比べ、就職による転居のハードルは格段に低くなります。

安定的な収入と子育て環境の充実

看護師の給料は非常に安定的です。

2011年の民間企業の倒産件数12,707件(東京商工リサーチ)に比べ、医療機関の倒産は32件、老人福祉事業者が14件(帝国データパンク)という結果でした。

また医療機関の倒産は、各地域における病床数の確保から考えても他施設に事業継承されることが多く、経営者の変更はあっても職員は引き続き同一施設で勤務することができる場合が多いのです。

これは看護師の場合、経営悪化により就業場所を失う危険がほとんどないと言ってもよいことになるでしよう。

また前項目でも述べたように、看護師を必要としている需要が供給を上回つていますので、万が一就業先が倒産しても、看護師はすぐに転職することが可能です。今年は大丈夫?来年も給料がもらえるかな?、と心配して就業する看護師はいません。

看護師の給料は高額

看護師の給料について他職種と比較してみましょう。

看護師の初任給は大学院修士課程卒業事務員、技術者、研究員などより高く、看護師の学歴より高い学歴を持つ人よりも給料が高く設定されています。

実際には30代を過ぎると、給料の上昇率は他職種に比べ緩やかになる傾向があります。

「賃金の高さが定着率を強める効果を持つのはべテラン看護師のみである」ということからもあるように、べテラン看護師は、看護師の賃金水準が高いということを知る機会があたり、経験的に体感しています。

一方で、看護養成機関卒業後、病院に就職したばかりの社会経験も浅い若手看護師は、賃金に対してのこだわりがないというよりも、社会全体における賃金に対する認識が薄いことによって、看護師がいかに良い給料体系にあるかということを知らないと考えられます。

まとめ

看護師は職能全体の95%程度を女性が占める割に、取得できる給料水準は極めて高い職業の一つであります。「高収入」と「就業先の安定」の二つを合わせて正確に若手看護師にも認識してもらうことで、「看護師は金銭的に恵まれ、かつ安定感がある職種であり、将来設計を行いやすい」というメリット感がはぐくまれます。

さらに、保育園や託児所を併設する病院の増加や、施設はなくても近隣保育園への入園サポートを行う病院などもあり、他職種に比べて子育てをしながら就業を継続しやすいと言えます。

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